ご家庭で「揚げ物をした油をそのまま排水口に流してはいけない!」という話は有名ですが、なぜなのでしょう
これは流した油が下水道管の中で、固まってしまい下水道管を詰まらせてしまいますね。さらにそこに大雨などで大量の水が流れ込んでしまうと、その油の塊が剥がれ、海や河川に流れ込んでしまうことにもなります。

それは一般家庭での話ですが、一般家庭よりも何十倍も油を使う工場の場合、すごい量の汚染水が出てしまいます。
ですから、各工場、事業場は下水道に流す前に汚染水に何らかの処理をしなければなりません。

工場排水の処理方法

工場から出た排水を処理するためにまず考えないといけないことは、水の流れがどうなっているかということです。
その流れを基にしてどのような順番で処理装置を設置していくかを決めていくのです。
簡単な流れをご紹介しましょう。

STEP 1 浮上油を取り除く

工場から出た排水には大量の油やごみなどが含まれています。まずは油を取り除きます。
油水分離槽と浮上油回収装置を使い、浮上油を取り除きます。

STEP 2 凝集沈殿装置による1次処理水をつくる

浮上油を取り除いた水に薬品を入れて、水に溶けている油や浮遊物質、不溶性有機物や無機物を凝集沈殿させます。

STEP 3 バイオ処理装置による生物処理を行い、2次処理水をつくる

油分や不溶性有機物等を取り除いた1次処理水にはまだ洗剤等が残っています。1次処理水をさらにきれいにするために微生物(バクテリア)を利用したバイオ処理装置による生物処理を行います。そうすることによってBOD、COD、ノルマルヘキサン抽出物質などを徹底的に改善します。この水は2次処理水となります。

STEP 4 濾過吸着装置にてリサイクル水を作る

2次処理水には、浮遊物(バクテリアやゴミなど)があります。 濾過吸着処理装置にて浮遊物を取り除き
3次処理水をつくります。この3次処理水を再利用することもできます。

さらに詳しい内容が気になる方は、お気軽に保全油機までお問い合わせください。